和歌山方面への旅行や通勤・通学の足として親しまれてきたJR西日本の特急「くろしお」。その中でもひときわ人気を集めてきたラッピング列車、親子パンダのデザインで知られる「パンダくろしお『サステナブル Smile トレイン』」が、5月末ごろをもって運行を終了することになりました。
アドベンチャーワールドとのコラボレーションから生まれたこの列車は、パンダファンだけでなく、多くの鉄道ファンや観光客の心をつかんできました。
特急くろしおを彩る人気ラッピング列車

「パンダくろしお」は、JR西日本が運行する特急「くろしお」(主に新大阪〜白浜・紀伊田辺・新宮間)を彩るラッピング列車です。
和歌山県白浜町のテーマパーク「アドベンチャーワールド」とのコラボレーションにより誕生し、先頭車両がまるでパンダの顔のようにデザインされていることで有名です。
現在、「パンダくろしお」はデザインの異なる3編成が存在し、それぞれにテーマがあります。
- パンダくろしお「Smile アドベンチャートレイン」
- パンダくろしお「Utopia Smile トレイン」
- パンダくろしお「サステナブル Smile トレイン」(親子パンダデザイン)
このうち、今回運行終了が発表されたのが、親子のパンダが描かれた「サステナブル Smile トレイン」です。
「サステナブル Smile トレイン」とは
「パンダくろしお『サステナブル Smile トレイン』」は、2020年7月23日に運行を開始したラッピング列車です。
和歌山県のアドベンチャーワールドとJR西日本が共同で開発し、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマにしたデザインが特徴となっています。
車体側面には、親子のパンダをはじめ、さまざまな動物や人々が描かれ、「多様性」や「共生」、「持続可能な未来」が表現されています。パンダの親子が寄り添う姿は、「次世代へ豊かな地球をつなぐ」というメッセージも込められており、子どもから大人まで幅広い世代に愛されてきました。
当初は2023年冬ごろまでの予定でしたが白浜町との協議で継続されていました。
なぜ?このタイミングで運行終了?
2026年5月末ごろで運行終了 理由は「車両のメンテナンス」
これは、車両そのものの老朽化や検査スケジュール、運用計画などを踏まえた判断とみられます。特急「くろしお」としての役割を長年果たしてきた車両にとって、大規模なメンテナンスや運用見直しは避けて通れません。
ただし、今回親子パンダの「サステナブル Smile トレイン」は引退しますが、「パンダくろしお」そのものがすべて終了するわけではありません。
特急くろしおまとめ
「パンダくろしお『サステナブル Smile トレイン』」は引退しますが、パンダの居ない白浜町ですが「くろしお」のパンダの物語は続く
パンダくろしお「Smile アドベンチャートレイン」
パンダくろしお「Utopia Smile トレイン」の2編成は、引き続き運行が継続されます
出典: 特急くろしお